当院の治療コンセプト
2001年の開業以来、当院では沢山の様々な症状の患者様と接し治療させて頂いてきました。
その過程の中で手技により患部の痛みをなくすことはもちろんのこと、再発防止策として恥骨、肋骨、この二点を繋ぐ腹直筋(腹筋)を意識することで理想的な姿勢に導く方法をお伝えしています。
当院ではこの再発防止策をトータルバランスコントロールと称し是非皆様にお伝えしていきたいと思っています。
慢性の腰痛、膝痛などで悩まれている方
美しい姿勢を保ちたい方、様々な身体のお悩みに真剣に寄り添う治療院です。
トータルバランスコントロールについて
姿勢が悪い、姿勢良くする、とはよく言われる言葉ですが、では具体的に良い姿勢、姿勢良くするとは?と聞かれると漠然としていたり、また姿勢矯正の指導を受けてもそれを自分でキープするのは難しいものです。
当院でも沢山の患者様を治療させて頂く中、壊れにくい理想的な姿勢をキープする方法を試行錯誤して
参りました。
姿勢矯正の指導で、腰を立てる、肩甲骨を近づける、と言われますが腰を立てるってどうやるの?
どの位立てたらいいの?
などわかりにくく感じることもあると思います。
そこで当院が着目したのが恥骨、そして恥骨から肋骨に繋がる
腹直筋(腹筋)です。
まず、胸を起こしおへその少し下(丹田付近)から上の腹筋を上に引き上げ、胸をそらすことで背骨が起き腹筋が上に引っ張られます。
次に、恥骨を下に下げる事により腹直筋(腹筋)が下に引っ張られます。
この形が当院の推奨するトータルバランスコントロールです。
理想的な姿勢、悪い姿勢を図によって説明していきたいと思います。
図1、悪い姿勢は肋骨を圧迫する事により、肩と首が前に倒れ、背中が丸くなってしまいます。
それにより、お尻が下がり膝も曲がっています。
それに対し図2、理想的な姿勢は恥骨を下げ胸を起こすことで肩が内側に入りにくくなり首が起きます。
それにより背中(胸椎)と腰(腰椎)が綺麗な湾曲となりお尻が上がり膝が伸びています。
キーポイントは恥骨、肋骨、その二点をつなぐ腹筋です。
この二点を意識することで、誰でも理想的な姿勢をキープできるようになります。
美しさと健康には密接な関係があります。
当院の推奨するトータルバランスコントロールに基づき、これから色々な姿勢によるトラブルの解決策をわかりやすくご紹介していきたいと思っています。
座った時の姿勢について
当院のホームページをご覧頂きありがとうございます。
今回は当院の推奨するトータルバランスコントロールに基づき座った時の姿勢を世間で紹介されている理論を交えてお伝えしたいと思います。
テレビ等で紹介されている座り方では
坐骨が当たるように座り骨盤を立てる。
足の裏をしっかりつけ、膝の関節と股関節の角度は90度に。
耳の穴、肩、股関節が一直線になること。
これに対しトータルバランスコントロールに基づいた理想的な座り方は
足の裏をしっかりつけ、膝関節の角度はほぼ90度。
恥骨を下に下げ骨盤を立て胸をおこします。
これにより丹田付近を基準に腹筋が上下に引っ張られます。
違いは、胸をおこすことで肩が前に倒れにくくなり猫背の改善、予防に繋がり、恥骨を下げる事により腹筋が上下に引っ張られ鍛えられることで、楽に理想的な座り方をキープできるようになる点です。
理想的な座り方で疲れる方は筋力が
低下していますので、気づいたら直すくらいの気持ちで続けることにより、楽に座れるようになり、集中力が上がり、何より体が壊れにくくなります。
昨年からコロナ禍による、外出自粛、
リモートワーク等で座る時間が長くなり体を壊して来られる患者さんが増えています。
トータルバランスコントロールに基づいた立ち方、座り方が、皆様の参考になれば嬉しく思います。
今回までは体の前後のバランスについてのお話でしたが、今後左右のバランスについてもお伝えしていきたいと思います。
🌸 左右のバランスについて
これまで主に前後のバランスの一部を簡単にお話ししてきましたが
左右のバランスも大切ですので、今回は左右のバランスについてのお話です。
また、いずれのお話も昔から家庭、教育現場で言われてきた姿勢を大切にするという観点から、治療家の目線で皆様に予防策として改めてお伝えしているものです。
左右のバランスがとれた状態とは、両肩が水平であることであり、両肩が水平でなくなる原因を勉強する時の姿勢を例にすると
・体をひねった状態での斜め書き
・肩の巻き込み
・必要以上に片方の手が前に
出た状態
等が挙げられます。
解決策は、上体を起こすことです。
そうすることで、左右のバランスがとれ、上半身のウエイトがバランスを保つことができるのです。
これまでお伝えしてきた前後のバランスに加え、この左右のバランスの両方がとれることで勉強中の
集中力が上がると言えます。
ですから勉強する時は、前後左右のバランスのとれた姿勢で座ることが大切です。
バランスの崩れた姿勢では、長時間座ることが困難になり、集中力が続かなくなるからです。
前後左右のバランスのとれた人は、集中力、持続力が上がるため、成果が出やすいと言えます。
今回は、左右のバランス、前後左右のバランスについて、勉強する時の姿勢を例にしたお話でした。
次回から、より詳しく前後左右のバランスについてお話ししますので
また是非ご覧下さい。
筋トレなしで美尻になる方法
美尻になる座り方について
図1は、椅子に浅く腰掛け背もたれにすがることにより、背中が丸くなり肋骨、お腹を圧迫、更にお尻がつぶされています。
結果図3のようにお尻が下がってしまいます。
図2は、椅子に深く腰掛け、足の裏をしっかりつけ、膝関節の角度はほぼ90度。恥骨を下に下げ骨盤を立て胸を起こし、腹筋を丹田付近から上下に引っ張り合う形で座り(トータルバランスコントロールによる座り方)
更に今回の
ポイントとして意識したいのは、椅子との接地面です。
腰かけたときに、お尻が当たる、つまりお尻で座る形では、お尻が圧迫され押しつぶされ、よく言われる、日本人に多く見られる平らで下に下がったお尻になってしまいます。
ポイントは、、足とお尻の境目が当たるように座ること、主に足で座るイメージで座ることです。
このように座ることで、図4の様な美尻になるのです。
図2のように理想的な座り方を普段か
ら心がけることにより、骨格が正常に立ちお尻の圧迫がなくなり、美尻になることが可能となります。
美と健康のためにも是非試してみて
下さいね。
お知らせ
この度新型コロナウイルス感染拡大により山口県岩国市もまん延防止重点措置の対象となったため、1月31日まで新規の患者様の受付を自粛させて頂きます。
治療時間
月〜金10:00〜19:00
土、日、祝 10:00~16:00
※土、日、祝は不定休となっております
施術料 30分3,000円~
50分5,000円~20,000円